干合

五行学では、男女の関係に干合という占技を用います。

干合、私はここで散々苦労しました。

 

意味がわかりませーん! と何度あきらめかけたかわかりません。

脳内が一旦構成しなおしたのかな? くらいな焦燥感と無力感に苛まれました(ホント)

 

ちなみに、干合とは・・・

干が、陰陽で剋す関係です。剋すというのは散法で、変化させるという意味合いが強いです。なのに、男女の関係。それも結婚とか、恋愛とかに深く関わる相性です。

自然な川の水が 高いところから低いところに流れていくという自然を急速に、大きく変化させる何かが起こるということですね。

 

自然な水の流れの小川が変化するには、

土砂崩れを起こすような雨が降ったり、川に木々を倒し込むような強風が吹いたり、

もしくは、雨が全く降らずに水が干上がることも。。。。

しかし、これも自然界で起こりうる状況です。

なので、沖動や害などの散法が当たるのかもしれません。

 

干合とは、もっと化学的な感じだったり、マジックに近いくらいの質の変化を指すようです。

例えば、戊と癸の干合が起こると、化火 丙と丁に変化します。

大きな山の硬い土の中を流れる小川のような景色が、太陽がぎらぎらと、そして煮えくり返る炎があちこちに・・・・なんて、祭りのような景色に変化する。

 

いったい、何が起こるのか?

 

私の友人に、日干支 戊辰の人が居て、

辰の中の蔵干の癸と暗合(干合)してしまう。。。。 ということを後で知ったのですが、

そうすると、自分自身が土性の質から火性の質に変化することになる。

 

まぁ、確かに氣も強いひとなのだけど、立場をしっかりとわきまえて冷静なのだが、

「え?こんなことで なんでまた・・・・??」 

なくらい烈火の如く反応することもある。

 

こんな感じが、男女の関係性なのだと五行学は設定しているのだ。

何とも、男女の関係、陰陽の究極の人間としてのバランスを改めて認識しなおしたものです。

 

先月、知人の命式を見ながら、ビビッとくる人はどんな人?なんて話をしていて、

彼女は、戊午 の日干支なので、癸未 の人と出会ったらビビっとくるかもね?

なんてことを、彼女はメモメモしていきました。

 

今お付き合いしている彼氏さんは、癸を蔵干に持っています。

ちゃんと、惹き合う要素があるのですね。

でも、その癸は 年支の蔵干で職場の繋がりっていうのもうなづける。

 

しかし・・・・・

日干支が癸未の男性に出会ってしまったぁ~! と連絡を頂きました。

外見は全く反応ゼロに近かったらしいが、

話が面白くて、ウケるツボとか、気になる些細すぎる点とか、ドツボにはまったらしい。

交換したラインで、何となく生年月日を特定できたので、調べてみたら・・・

おーまいがっ!

なんて感じ^^

 

さーて、どうなるのかなぁ。

今の彼氏と別れるのかなぁ?

その彼には彼女がいるのかな?

 

ちなみに 私には、干合する干が自身の命式に陰陽共に無い!

要するに、男氣が無い! 結婚も向いていないようなのだ。

確かに、それは良くわかるのだが。。。。

 

干合支合する、乙未の日干を持つ人に出会ってみたいものです。

自分の意志とか、経験や信念も通じない 干合支合 というものを体験してみたいものですね。